PUPPIES



社会化

家は、75日まで親兄弟から離しません。
この時期までは犬社会の社会化として、親・兄弟姉妹でわらわら成長していく事が最良だと考えています。
自然な親離れ子離れの時期でもあるので、仔犬の心に傷が残らないのも理由の一つです。
でも、75日を過ぎたら飼い主さんが決まった仔にはなるべく早く新しいお家に行って貰いたい。
これは、人間社会への社会化の為です。

元々は愛玩犬種じゃないミニピンは、トイプードルやビションフリーゼの様に飼い主の旅行に何処までも大人しく抱かれて付いて行く代わりに、厩で小害獣の駆除や番犬の役割を果たしていました。
そして、その役割に向いた選択繁殖をされています。
その為、他の愛玩目的で作出された小型犬種より環境の変化に弱く、警戒心が強い固体が多いです。

一般に、仔犬の社会化に適した時期は生後12週までと言われていて、この時期までの仔犬は自分の周りで起こる物事を非常に柔軟に受け入れます。
何処にでも連れて行ける子に育てたければ、この時期になるべく色々な物を見せたり、聞かせたり、体験させる事が必要です。

とは言え、まだ一度しかワクチンを打っていない仔犬を外界に連れ出すのはリスクを伴います。
獣医さんの中にはワクチネーションが完了するまでは決して外に出すなと指導する方もいらっしゃいます。
私は、多少のリスクを犯してでもこの時期に抱っこorキャリーで外に連れ出す事を推奨しますが、飼い主さんの決まった余所様の大切な仔犬を連れ出す勇気はありません。
だから、残された2週間前後の社会化の時期を飼い主さんと過ごし、飼い主さんの判断にお任せしたいんです。

長男に関しては諸事情ありましてまだ飼い主さんが検討中ですから、75日を過ぎたら私の責任で何処へでも同行させるつもりでいます。
この時期に抱っこかキャリーのみで外に連れ出すのは躾けの効果もあります。
仔犬がどんなに泣いても、暴れても、可愛らしく鼻を鳴らしても、外に下ろしてはあげられません。
2度目のワクチンの抗体が期待できる105日までは断固とした態度を取らざるを得ませんから、この一ヶ月の間に『自分のリーダーは泣いても喚いても一度言ったコマンドを翻さない』事を覚えてくれます。
そして、多くの犬にとって『毅然とした態度』は尊敬できるリーダーの条件となります。

私も仔犬相手だと家の中ではついつい甘くなってしまいがちですが、じぞ○がカフェでも車の中でも解除の指示があるまでいつまでも伏せていられるのはこの時期にキャリーや腕の中でじっとしている練習をしたお陰だと思っています。

生後4ヶ月まで家から一歩も出なかったわんこは何時でも好きな時に膝に乗って、好きな時に歩き回る生活だったので、▼・ェ・▼カフェに連れて行ける程度のお行儀を身に付けるのに2年掛かりました。
『オスワリ』は生後45日で覚えたので頭は悪くない筈だけど、いつまでたっても5分と座って居られない子でした。
そして、未だに車も電車も、乗るのも横を音を立てて通られるのも苦手です。
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by wicked_angel | 2006-10-13 07:14 | しつけ
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わんこの出産子育て日記
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